末期症状です

なんかもう、末期症状という言葉がぴったりの状況ですね。
もちろん民主党の現状です。

自民党が政権を失った時も、今の民主党のように内部分裂が起こっていたようにおもいます。

以前自民党が政権を一時失った時の細川内閣の末期も、同様に空中分解だったかと記憶しています。

あ、そのときの主役が今の騒ぎの発端というのは何とも皮肉ですね。本当に歴史って繰り返すんですね。

書いてて、「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」という諺を思い出しました。

個人個人の政治家はとても優秀な方達だとおもいますが、
永田町に入ると、結局は政局重視の行動になってしまう。
これは、個人個人の問題ではなく「仕組みの問題」だとおもいます。

多くの方が指摘していますが、大統領制など直接選挙で国家元首を選び、内閣は大統領が適切な(閣僚としての能力・器がある)人を指名し、4年間はよほどのことが無ければ政権が脅かされない状態をつくらないと、目先の政局に振り回されてしまう今の状況は改善しないのではないでしょうか。

自治体の首長は、その仕組みのおかげで、ある程度は上手に機能しているようにおもいます。

国政でこれをするには憲法を改正しないとできないので、今のタイミングでは不可能ですが、日本の財政(今の仕組み)が破綻するだろう10年後?くらいに、国民全員が危機感を共有したタイミングで、一気に憲法改正など「仕組みを変える」動きになるかもしれないと考えています。

1997年のアジア通貨危機の際には、韓国を始め各国で大きく仕組みが変わりましたが、それには国民が危機感を共有することが必要だとおもいます。

日本人が危機感を共有すると、とてつもないパワーを発揮することは歴史が証明済みですので、日本の底力に希望を持っています。

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