投資指標をつかった銘柄選択について考えてみたいとおもいます。
自分の投資スタイルは長期投資なので、キャピタルゲイン(値上がり利益)よりもインカムゲイン(配当利益)を重視したいと考えていますが、一方に偏るのではなく両者のバランスをとりながら投資をしたいとおもいます。
そこでつかう指標がROE(株主資本利益率)と配当性向です。
ROE = 利益 ÷ 株主資本
配当性向 = 配当 ÷ 利益
ROEが高い会社は、株主資本に対して利益を出す効率が良いので、配当はあまりせずに投資して将来の利益をあげてもらったほうが株主のためになります。
したがって配当性向が低いのが妥当です。
逆にROEが低い会社は、成熟産業などで利益を出す効率が悪いため、投資するより配当を出すことが株主のためになり、結果的に配当性向は高くなります。
一番悪いのはROEが低く配当性向も低い会社です。
まとめ
ROE 低 + 配当性向 高 = インカムゲイン投資
ROE 高 + 配当性向 低 = キャピタルゲイン投資
なお、投資指標の高い・低いは相対的なものなので、同一業種内で比較しないと意味がないことは言うまでもありません。
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