VIX指数と騰落レシオ

最近株式市場で騒がれている「VIX指数」について。

シカゴオプション取引所(CBOE)のS&P500種のボラティリティ指数(Volatility Index)のことで、投資家の不安心理を指数化したものだそうです。

Yahoo Finance USA
VIX 5year chart

1998年の通貨危機時にはこの指数が40を超えています。2002年10月から40を超えることはなくなりましたが、2006年6月の世界同時株安時に23.8を記録し、2007年2月の中国を発端とした世界同時株安では20にギリギリ届きませんでした。

そして今回、2007年8月10日に28.30を記録しました。

単純に考えると、この指数が20を超えたら割安度が上がっていると判断できそうです。逆にこの指数が20を超えるまでは、長期投資のスタンスとしては、追加投資は必要なさそうです。

VIX指数はUS市場での指標ですが、日本市場では25日騰落レシオが適切なようです。

テクノバーン
騰落レシオ 5year chart

5年チャートを見る限り、この指標が60を割ると割安感が高い気がします。ただ、騰落レシオの底は日経平均より少し先行しているので注意が必要ですし、2003年5月の日経平均の底のときは、必ずしも騰落レシオは下がっていないため、盲信はできなさそうです。

今後、10年ほどかけて検証していきたいとおもいます。

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