昨日の「バイオ系研究室のサーバー導入～梅～」に続き、
今日は竹ということで、中コストのプランをご紹介します。
前提としましては、「高度な（高負荷な）計算を必要とする研究室」ではなく、
専属のIT専門家（バイオインフォマティシャン）がいなくとも、
「資料があればLinuxがインストールできる」という研究室を想定しています。
【目的】
昨日の梅の要件（ファイルサーバー（～中容量）、研究室のHP、グループウェア）に加え、
BLASTやUCSC Genome Browserなど、公共データベースやバイオインフォマティクスツールを運用する。
【構成】
CPU： Xeon 5500番台（Quadコア）
メモリ： 8GB
HDD： 1TB x 2台（RAID 1: ミラーリング、ホットプラグ、SATA）
OS： 無し（フリーのLinuxであるCentOSやUbuntuなどを自前でインストール）
形状： タワー型サーバー
【メーカー】
HP： ラインアップ一覧、オススメ機種 “ML330 G6”
オンライン見積非対応。40万円前後（推測）。
Dell： ラインアップ一覧、オススメ機種 “PowerEdge T410”
オンライン見積で上記構成だと30万円前後。
【コメント】
- このクラスだと、HPはオンライン見積に非対応のため、Dellのほうが親切でわかりやすい。
- 梅プランと同様に、HDDはRAID 1（ミラーリング）構成としホットプラグを導入する。
- HDD容量が増大する場合は、松プランでも紹介するが、HDD4台でRAID 1+0とする。
- 電源は500Wを確保（プラグは100VでOK）。UPSの導入（約10万円）を検討すべき。
コメント