今日の日経朝刊5面に、太田農相のコメントが掲載されています。
そこには、
主食用のコメは供給過剰のおそれがあり、生産調整を変えるわけにはいかない
とありました。
私自身、経済学が専門ではありませんが、簡単に想像してみました。
コメ価格=4,200円/10kg
休耕田割合=40%
減反政策を止めるとコメの供給が40%増加するため、
コメ価格は40%引きの2,520円くらいになるかもしれません。
一方で、この仮定だと農家の手取り額はほとんどかわらず、
もともとコメを作っているため、休耕田に作付けする手間も
ほとんどかわらないとおもいます。(少々変動費は増えますが)
割高な小麦と比べてコメが安くなり、国内の消費が増える可能性も十分あります。
さらに、安くなった米を米粉にしたり飼料用米にしたりと
畜産業にも大きく貢献すると考えられます。
そのうえで余るなら、バイオエタノールにすることもできます。
素人考えですので、経済合理性の検討は専門家がされているとはおもいます。
そろそろお役所のプライドは二の次にして、
農家や国民のためになる政策を実現してほしいものです。
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