パリ留学時代の友人と再会

昨日はフランス留学時代(2004年2月~2006年4月)の友人(日本人)と会ってきました。

彼女とは、パリに引っ越して間もない頃に日用品の売買で知り合った仲です。
パリ生活のベテランである彼女からは、遊び方から生活の知恵などなど、貴重な情報や体験を頂きました。
私が2年間余りのパリ生活を楽しめたのは、彼女のおかげが大きな部分を占めています。

彼女自身は、日本の音楽高校を卒業してすぐにパリ市内の音楽学校へ留学しピアノを専攻していました。
(そんな「のだめカンタービレ」を地でいく人たちが、パリには沢山いました。)

プロの演奏家が大変悩まされる神経疾患に「ジストニア」があります。
彼女もこの病気にとても苦しめられたそうですが、
フランスで治療を受けて、だいぶ良くなったそうです。

この病気は、日本では最近認知され始めましたが、フランスでは以前から知られていて、
パーキンソン病との関連が指摘されているそうです。
幸いなことに、フランスでは治療方法もある程度確立されているそうです。
(日本の新聞でも、この病気の特集が組まれたりしているようです。)

その治療をする人(キネ)が時々日本に来て、講習や治療をされているそうですが、
この病気に対する認識が世間ではまたあまりないので、患者さんはとても苦労するそうです。

彼女は、同じ病気で苦しむ人たちの助けになればと、ジストニアを正しく理解するための活動や
治療をする人の講習会を手伝ったりと、地道な活動をしているそうです。

演奏活動やピアノの講師をしながら、このような活動をするなんてすごいな~と感心した再会でした。

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