よく頂く相談の一つに
「研究室にサーバーを導入したいが、何を選んだら良いかわからない」
というのがあります。
そこで、松竹梅の3パターンでオススメのプランをご紹介したいとおもいます。
前提としまして、「高度な(高負荷な)計算を必要とする研究室」ではなく、
専属のIT専門家(バイオインフォマティシャン)がいなくとも、
「資料があればLinuxがインストールできる人がいる」という研究室を想定しています。
今回は梅ということで、もっとも安価なプランをご紹介します。
【目的】
ファイルサーバー(~中容量)、研究室のHP、グループウェアの運用を想定
【構成】
CPU: Core 2 DuoもしくはQuad
メモリ: 4GB
HDD: 1TB x 2台(RAID 1: ミラーリング、ホットプラグ、SATA)
OS: 無し(フリーのLinuxであるCentOSやUbuntuなどを自前でインストール)
形状: タワー型サーバー
【メーカー】
HP: ラインアップ一覧、オススメ機種 “ML150 G6”
オンライン見積で上記構成だと20万円前後。
Dell: ラインアップ一覧、オススメ機種 “PowerEdge T300”
オンライン見積で上記構成だと20万円前後。
【コメント】
- サーバー用途としては、HPのほうがカスタマイズしやすく、適していると考えられる。
- 大切なデータを扱っているため、HDDはRAID 1(ミラーリング)構成とし、
稼働中でも交換可能な「ホットプラグ」の導入を推奨する。(両社とも対応) - HDD容量の目安は、今後2年間に蓄積される情報量の2倍~3倍。
コメント