なぜiPhoneでなくXperiaを選んだか

報道によると、iPhoneの開発キット「Phone OS 4 SDK」の規約が大幅に改訂されて、開発者の自由を制限する内容となっているようです。

20年ほど前にPCが広がり始めつつある時代、IBMがPC/AT互換機の仕様を広く公開したのと対照的に、Appleは自社でハードもソフトも囲い込むことで、信者的なユーザーを獲得することに成功したビジネスモデル(結果的には、製品の市場シェアではマイノリティに甘んじる戦略)を選択しました。

iPhone発売当時から、PCと同じビジネスモデルをスマートフォン市場でもAppleが選択すると考えていました。
その理由は、iPhone発売当時からiPhone用のアプリケーション開発はMac OS上の特定のプログラミング言語でしか開発できませんでしたし、iPhone OSを他社の端末に公開していなかったことを考えると、「信者囲い込み戦略」だろうと考えていました。

案の定、一定のシェアが獲得できた途端(iPadの好調もあるでしょうが)、iPhone OSのアプリケーション開発により厳しい規約を盛り込んできました。

以前にMacを利用していましたが、まさにこの閉鎖的なビジネスモデルは自分には合わないと確信したので、PCはすぐにWindowsに乗り換えましたし、スマートフォンではオープンであるAndroid携帯が発売されるのをず~~~っと待っていました。

個人用途ではソフトバンク携帯を利用していますが、仕事用スマートフォンは他社で選ぼうと考え、当初はイーモバイルを利用していました。使い続けて1年ですが、Windows Mobile 6.1の使い勝手の悪さに嫌気がさし、WiMAXを契約したのでPCのネット接続もイーモバイルに頼る必要が無くなったので、NTTドコモのAndroid携帯に切り替えようと考えました。

既に発売されていたAndroid携帯もあるのですが、使い勝手の上であまり良い評判を聞かなかったので、Xperiaまで待っていましたが、これは期待以上に使い勝手の良い端末ですね。セキュリティには大きな不満もありますが、全般的には満足です。

自分でアプリケーション開発もしやすいし、なによりOSがオープンでいろいろな端末に搭載されることが最大の魅力ですね。
Xperia、使い倒すだけの価値がありそうです!

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