2021年を振り返ると大きなイベントは以下の3つ。
・厚労省委託事業「がんの全ゲノム解析に関する人材育成推進事業」
・2020年9月末にPHCホールディングス入りし事業連携が本格化
・バイオインフォマティクス勉強会の再開
一つ一つ反省点も含めて振り返ろうと思う。(最終回)
厚労省委託事業「がんの全ゲノム解析に関する人材育成推進事業」
2010年から続けているバイオインフォマティクス勉強会は、2016年の組織体制変更からほとんど開催することができていなかったが、マーケティング担当者が入社して体制ができてきたこと、PHCグループ入りして事業連携の体制が整ってきたことから、ようやく再開に目処がたち、12月に第52回と第53回のバイオインフォマティクス勉強会を開催することができた。
再開に先立ち、グループ共催のセミナーを5月から数回にわたり開催できたことも、勉強会の再開の準備が整えられた背景にある。厚労省の人材育成事業でがんゲノム医療の臨床医や臨床研究者と接する機会が多く、バイオインフォマティクス解析を始めたいがはじめの一歩が踏み出しづらいとのコメント多く寄せられたので、「臨床研究のためのがんゲノム変異解析」と「同 発現解析」というテーマで、実際のデータ解析コマンドの資料をダウンロードできるようにして開催したところ、募集開始1週間ほどで両方とも100名ずつの満席となり反響の大きさに驚いたところである。急遽1月にも追加開催が決まり、人数制限を大幅に緩和して募集をしている。
第54回バイオインフォマティクス勉強会「臨床研究のための発現解析@オンライン」追加開催
第55回バイオインフォマティクス勉強会「臨床研究のためのがんゲノム変異解析@オンライン」追加開催
総括
プライベートでは、都心から京都の郊外へ転居し自然の中で仕事をすることができノイズが少なくなったせいか、仕事の生産性が上がったことが大きな変化だった。ジム通いも再開し、初めてテニススクールにも通い出した。
仕事では、コロナによるテレワークも2年目となり、報連相が中心の日々の業務はテレワーク、役員やマネージャーとのクリエイティブなディスカッションは対面と使い分けることができ生産性が向上した。
これまでとは大きく組織のあり方や体制が変わり、以前から想像していたあるべき姿に近づいている。バイオインフォマティクス市場は国内だけでもまだまだ大きくなるし、アジアを含めた世界市場もこれからさらに発展するだろう。その流れに上手に乗っかる手段は手に入れたので、あとは前進するのみである。
おまけ
と、ここまでまじめに1年間の振り返りを書いてみたが、文章としてまとまりが無く、文章を書く訓練が足りていないことを痛感しています。分かりづらい箇所や修正すべき点があれば、コメント欄でご指摘いただけると嬉しいです。
アメリエフ株式会社 代表取締役社長 山口 昌雄
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