サムスン式仕事の流儀、ムン・ヒョンジン(著)、吉原育子(訳)

サムスン式仕事の流儀、ムン・ヒョンジン(著)、吉原育子(訳)

元サムスン社員でスーパー管理職だった方の仕事術とか仕事に取り組む姿勢について書かれています。短期間でグローバル企業に登り詰め、テレビやスマホでは日本メーカーは勝てないほどのサムスンですが、その猛烈な仕事術について具体的に方法や事例が紹介されています。報告書の例まであるので、自分も議事録作成に応用しました。

入社1年目〜5年目の社員に求められるスキルセットや仕事術、心構えについて、各年次ごとに章立てされている構成です。最初は技術的なことから始まりますが、徐々に局所最適な視点ではなく全体最適な視点に視座高く成長していくストーリーが非常に読みやすくグイグイ文章に入っていきました。

入社5年以内のビジネスマンに限らず、中堅社員の方にも、サムスンが成功してきた秘訣や猛烈ぶりが参考になるとおもいます。働き方改革で残業がしづらい世の中ですが、単位時間あたりの生産性を高めることが求められる現代に参考となる一冊とおもいます。

 

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