運命のバーカウンター、高橋 仁 (著)
お酒が好きでバーに一人で行ったりもしますが、そこでの会話がきっかけで人生が変わった、と思えるような経験を何度かしています。そんなことを思い出させてくれた一冊です。
経営者である主人公は、仕事がうまく行かずふらっと入ったバーで出会ったイブさんから含蓄のあるアドバイスを多数貰います。
経営者としての心構えや気をつけること、組織や部下のマネジメントや女性との距離感など、とても勉強になることばかりです。真新しいことが書かれているわけではありませんが、ストーリー仕立てですっと頭に入ってくるので読みやすいです。
起業して3年以内の経営者や起業を考えている人、ビジネスマンにおすすめの一冊です。
目の前の仕事に忙殺されていると、俯瞰的に物事を見られなくなって、解決どころか課題が複雑になってしまうこともあります。そんな忙しいビジネスマンこそ、一歩引いて俯瞰的に構える時間を持つ大切さを教えてくれる一冊です。