統計解析ソフト「R」を日常的につかっています。
普段はWindowsのデスクトップ上での利用ですが、バッチ処理を回す場合も多いため、Linuxにインストールすることにしました。
### サーバー構成 ###
サーバー:自作
CPU:Core 2 Duo 8400
メモリ:8GB
HDD:1TB x 2台(RAID1)
OS:CentOS 5.4 64bit(インストール時に開発パッケージを選択)
### Rのインストール ###
今日(2010/05/03)時点の最新版 2.11.0をインストール
1.R-2.11.0.tar.gzをダウンロード
2.tar zxf R-2.11.0.tar.gz で解凍
3../configure
4.make
5.make install (su後)
上記手順であっさりインストールできました。
CentOSのインストール時に開発用のパッケージ群を選択しておいたためだとおもいます。
Rのインストールでは、CentOS(RedHat系)のパッケージ管理コマンド「yum」いらずです。
次に、普段よく利用する遺伝統計用のパッケージ群「Genetics」をインストール。
(ここからは、Rのコマンドラインです)
1.install.packages(“ctv”)
2.library(“ctv”)
3.install.views(“Genetics”)
これだけです。う~ん、便利ですね!
最初のパッケージをインストールするときに、ダウンロード用ミラーサイトを聞いてきますので、「Japan(Tsukuba)」を選択するようオススメします。(以前、Japan(Tokyo)を選択したときには、目的のパッケージが存在しない場合が多々ありました。)
なお、「ctv」というのは、複数のパッケージをまとめて管理する仕組みのようです。
【参照】
・パッケージ群(CRAN Task Views)の本家
http://cran.md.tsukuba.ac.jp/web/views/index.html
・パッケージ群(CRAN Task Views)の紹介(RjpWiki)
http://www.okada.jp.org/RWiki/?CRAN%20Task%20View
・RのHP(CRAN; 筑波のミラーサイト)
http://cran.md.tsukuba.ac.jp/
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