自宅で使用している自作PCが不調なので、パーツ単位でリニューアルしました【後編】

自作PCリニューアルの話題です。バックナンバーは【前編】【中編】です。

この【後編】では、OS再インストールと環境構築について書きます。

そもそものPC機器構成として、
SSD(OS用)HDD(データ用)という
2台のストレージを利用しています。
そのため、HDDはフォーマットせず、SSDのみフォーマットしてOS再インストールをしました。

ここからが手順です。
■手順1:事前準備
Windows 10のインストールイメージはマイクロソフトの「Windows 10のダウンロード」というページから入手できます。

ダウンロードしたファイルを実行し、16GBのUSBメモリ(FAT32フォーマット済み)を使ってインストールメディアを作成します。

【参考】
Windows 10が不調!速攻でUSBメモリーから再インストールする全手順

■手順2:Windows 10のインストール
手順1で作成したインストールメディアからPCを起動させるため、PCの起動順序を変更します。
詳しくはマザーボードのマニュアルを確認なのですが、起動ロゴが出ている際にDELキーを押して、BIOS(今はUEFIというらしい)設定画面を開きます。
そこで「Boot」という項目を見つけて、SSDやHDDやDVDではなく、USBデバイスの起動順番を1番目にします。

あとは、インストールメディアをUSBに挿し、PCを再起動すると、Windows 10のインストール画面になります。
インストール方法は非常にシンプルで、「次へ」を押していればインストールは完了です。

インストール完了後は環境構築なわけですが、その前にOSのライセンス認証が必要です。
もともとPC購入時はWindows 7だったので、PC筐体の横にはWindows 7のシリアル番号が記載されたシールが貼ってあります。このシリアル番号をWindows 10のライセンス認証でも入力すると、無事に認証がされました。

Windows 7から10へ無償バージョンアップしたことが記録されているみたいです。

■手順3:環境構築
好みの分かれるところですが、私は以下の順番でセットアップしています。
1.Windows Update適用(1時間くらい)
2.Webブラウザのchromeインストール
3.テキストエディタの秀丸インストール(20年以上ユーザーです)
4.Google日本語入力のインストール(長年Atok派でしたが、切り替えました)
5.Google Driveインストール(HDDにあるGoogle Driveのフォルダを設定)
6.DropBoxインストール(同上)
7.Adobe PDF Readerをインストール
8.マイクロソフトOfficeをインストール

あとは、業務に必要なソフトや音楽ソフトなどを入れたりすれば完了です。

■手順4:デュアルディスプレイ化
ここまで終わってから、2台目のディスプレイを接続しました。
1台目のディスプレイはHDMI端子に接続しここまでのセットアップをしました。
2台目はDVI-Dに接続です。マザーボード上のコネクタに接続しました。

と、ここでトラブル発生。DVI-Dに接続すると、HDMIに接続した1台目が映らなくなり、2台目のみが映る状態になりました。

BIOS(UEFI)を見てみると、「統合グラフィックス」という機能がDisableになっている。
これをEnableに変えると、無事にデュアルディスプレイ環境で動作しました。

後日談ですが、取り外したパーツを秋葉原の買取ショップへ持ち込んだところ、1万8千円になりました。CPUとメモリはバルク扱いですが、マザーはケーブル等は無いものの箱とマニュアルがあった状態の価格です。
(CPUはCore i7 2600、メモリはDDR3の4GB x 2枚、マザーボードはASUSのP8Z68-V PRO)

結果、7万円の支出に対して18,000円の収入なので、トータル52,000円で大幅性能アップを実現できました!

味を占めたのでSSDとHDDの換装にもチャレンジしたいのですが、またOS再インストールになるので、壊れるまで我慢するかも。

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