バイオインフォマティクス大勉強会を開催しました

2014年9月22日(月)にアメリエフ主催で「バイオインフォマティクス大勉強会」を開催しました。

このイベントは、普段開催している「バイオインフォマティクス勉強会」の拡大版で、普段の勉強会はデータ解析(Dry)についての紹介がメインですが、今回は実際の実験(Wet)を中心に、データ解析(Dry)までどのように行っているか、を最先端の研究者4名の先生方にご紹介していただきました。

一人目の講演者である阪大の朝野先生からは、患者さんの治療に役立つ創薬や診断に少しでも貢献したいという熱い情熱を感じました。臨床医でもある先生ならではの視点ではないかとおもいます。

二人目の講演者である京大の瀬川先生からは、細胞生物学のご研究に関するご講演でした。正直に申しますと、私は細胞生物学をキチンと勉強してこなかったのでわからないことだらけでしたが、今年の6月のサイエンス誌に掲載されたご研究の発表で、とても臨場感がありました。

三人目の講演者である岩手医科大学(東北メディカルメガバンク機構)の清水先生からは、「疫学」の解説から東北メディカルメガバンク全体の取り組み、さらには実験の確からしさを担保する取り組みのご紹介など、大プロジェクトの難しさの一端を知ることができました。

最後四人目の講演者である京大 iPS細胞研究所(CiRA)の渡辺先生からは、iPS細胞研究の意義や目的をわかりやすく解説してくださったのを皮切りに、ゲノム変異解析やSingle-Cell RNA-seqなどのエピゲノム解析について深く幅広くデータ解析されている実例をご紹介いただきました。

どのご講演もたいへん素晴らしく、参加者の皆様からも「大変勉強になった」、「実験の話題が中心でわかりやすかった」、「最先端の研究に触れることができた」など、ご好評をいただくことができました。

大変お忙しく活躍されているご講演者の先生方が駆けつけてくださったこと、連休の谷間でご多忙な中でも足を運んでくださった参加者のみなさまに深く感謝申し上げます。

最後になりましたが、この大勉強会を企画してくれたアメリエフ社員の秋葉、服部、金、そして諸々の準備から会場手配、名札作りなど日々の業務の合間に取り組んでくれた社員全員に深い感謝と敬意を伝えたいとおもいます。

ありがとうございました!

アメリエフ株式会社 代表取締役社長 山口 昌雄

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